梅雨に入り幾日にもなりませんが、このところいい日和が続いています。
いい日和と言っても、むしむしと汗ばむ陽気ですが、外で働く人間にとってはジトジトと雨に打たれ、雨具の中で汗にまみれるより何倍も助かります。
毎年この時期、話題に載せますが、加茂の日運寺では、見事な紫陽花が咲き始めています。
境内一面に咲き始めた紫陽花が雨をまっているようです。
そぼ降る雨に濡れる紫陽花は季節の風情を一層際立たせますが、俳句にも
「さあ降って、ふってと、待つ紫陽花」(桑原敏枝・いろり)
など多くの雨待ちの歌が詠まれており、梅雨時の陰鬱を、移ろう花の彩りと共に閑寂の美へと昇華させています。
日運寺には大型バスで観光客も訪れ、門前には、お土産の店も出て、房州名産の枇杷等も並べられ盛況のようです。
皆さまも是非お越しください、雨の週末には最適な場所になることと思います。