昨年、10月20日にオープンした、木更津東インター脇の道の駅「うまくたの里」については、工事に関係しましたので、以前にも書きましたが、先日千葉の帰りによる機会がありました。日曜日だったためか、閉店前にも拘らず、駐車場は満杯で店内は大盛況でした。
すごいなあーと思って店内を歩いてみると、オープンの時には気が付きませんでしたが、現在は商品の展示方法や、運営方法に改善が施され、大変な工夫や努力をしていることに気が付きます。
一つには多くの食品に試食のコーナーがあることです。
お客様からすれば、当たり前ながら味見してから納得したものを、安心して購入できるメリットがありますが、販売者側としては、食材の補給や衛生面など、大変な手間がかかります。販売者側が利益を優先すれば、簡単に見えて、なかなか難しいサービスですが、食品売場はお客様満足優先の立場を全面に出し、試食・試飲のコーナーは大変喜ばれているようでした。
・食品の多く(特に味を確認したい物)は、ほとんど試食コーナーがあります。
・出汁類には試飲コーナーがありました。
・ドレッシングには、きざみキャベツがあり試食する事ができます。
もう一つ感じたことは、展示方法と、同一品目の種類の多さです。野菜や卵、醤油、米など15~20種類以上の種類が展示してあり、それも平面ではなく立面展示で見るだけでも楽しくなるような売り場造りがされていました。
・たまごは地域の農家から、20種類以上が並べられています。
・米も20種類ぐらい並んでいます。
・醤油は15種類の利き醤油ができます。
運営側の考え方ひとつでこんなにも楽しい「道の駅」造りができるんだなーと感心すると共に、自分の仕事への固定観念も変化させていかなければと反省しました。