用心が足りないのか、気が弛んでいるのか季節の変わり目には風邪を引いてしまうことが多く、鼻水と咳に悩まされています。言い訳がましいことはいいたくありませんが、今月は中旬まで遠出が続いていたせいで疲れがたまっていたのかも知れません。従業員には示しがつかぬこと著しい限りですが、ウィルスをまき散らしながら休まず仕事をしています。
社業の状況については、ある一定の物品の納入を除いて震災の影響は徐々に少なくなっているようです。しかし、震災地域の復興が始まると規模が大きいだけに建設関係の資材不足の状況は疑うことなくやってくるでしょう。
今月は、29日の一棟を含め4棟の上棟を行わせていただきました。梅雨時期だけに日程調整に現場では大変苦労しています。
過日、東京新国立美術館にワシントン・ナショナルギャラリー展を観に行ってきました。ワシントン・ナショナルギャラリーは実業家から政治家そしてイギリス大使へとなったアンドリュー・メロンが1941年に創設しました。
ワシントン・ナショナルギャラリーは、日本人が大好きな印象派・ポスト印象派の多くのコレクションを所蔵しています。今回の展覧会には、印象派・ポスト印象派の作品の中から、日本初公開50点を初めとして、全83点が展示されています。なじみの多い有名な画家たちの初めて目にする作品が多いだけに、大変見応えがありました。
ワシントン・ナショナルギャラリー展は東京と京都で開催されますが、東京展は9月15日までです。
東京新国立美術館から徒歩で10分、青山墓地を抜けたところに根津美術館があるので足を伸ばしました。前にも書いたかもしれませんが、新根津美術館は現代日本を代表する建築家、隈研吾の設計によるもので、今期は備前磁器の展覧会が開催されており、伊万里・柿右衛門鍋島など多くの収蔵品が展示されています。美術館脇には広大な日本庭園を堪能できるレストランでワインでも飲みながら食事ができます。極楽・極楽